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明石市長が暴言で大炎上!市民思いの暴言?

謝罪する明石市長

 

 

記事の内容

  • 明石市長の暴言内容
  • 暴言を吐くに至った背景
  • 市長に対しての反応と市長の今後について

 という記事になっております。

 

 

この記事を読まれることで暴言内容や暴言に至った背景を詳しく知ることを知った上で内容を把握することができます。

 

youtubeでの市長の生の暴言やSNSでの市長に対する反応を用いて伝えてゆきます。

 

結果として、その暴言はただの暴言なのか市長として市民を思うが故の暴言だったのかを知ることが出来るでしょう。

 

 

 

明石市長の暴言とは

兵庫県明石市の市長、泉房穂【いずみふさほ】市長が2017年6月に約7年前から市の道路の拡幅工事による立ち退き交渉を行っていた市職員に今までに見ないくらいの暴言を吐かれていました。

今回は、明石市長がその立ち退き交渉を行っていた市職員を含む数名を市長室に直接呼び出しました。
その際に、計画が進んでいないことに激しく感情を露わにしていた市長の様子を音声データにしていた市職員が今回初めて公表したことで明るみに出ました。

 

実際の明石市長の暴言

www.youtube.com

 

明石市長の暴言(文章)

動画では聞けなかった部分も含めています。

 

職員「(立ち退き対象だった建物の)オーナーの所に行ってきた。概算で提示したが、金額が不満」

 市長「そんなもん6年前から分かっていること。時間は戻らんけど、この間何をしとったん。遊んでたん。意味分からんけど」

 職員「金額の提示はしていない」

 市長「7年間、何しとってん。ふざけんな。何もしてへんやないか7年間。平成22(2010)年から何しとってん7年間。金の提示もせんと。楽な商売じゃお前ら。あほちゃうか」

 職員「すいません」

 市長「すまんですむか。立ち退きさせてこい、お前らで。きょう火付けてこい。燃やしてしまえ。ふざけんな。今から建物壊してこい。損害賠償を個人で負え。安全対策でしょうが。はよせーよ。誰や、現場の責任者は」

 職員「担当はおります。課長が待機していますが」

 市長「上は意識もしてなかったやろ。分かって放置したわけやないでしょ。任せとっただけでしょ。何考えて仕事しとんねん。ごめんですむか、こんなもん。7年間放置して、たった1軒残ってもうて。どうする気やったん」

 市長「無理に決まっとんだろ、そんなもん。お前が金積め。お前ら1人ずつ1千万円出せ。すぐ出て行ってもらえ。あほちゃうか、そんなもん。ほんま許さんから。辞表出しても許さんぞ。なめやがって。早くやっとけばとっくに終わってた話を。どないすんねん。悠長な話して。たった1軒にあと2年も3年もかけんのか。何をさぼってんねん、7年も。自分の家売れ。その金払え。現場に任せきりか。担当は何人いるの」

 職員「1人しかいません」

 市長「とりあえずそいつに辞めてもらえ。辞表とってこい。当たり前じゃ。7年分の給与払え。辞めたらええねん、そんな奴。辞めるだけですまんで、金出せ金も」

 職員「担当は今は係長。この間係長は3回替わった」

 市長「何やっとったん、みんな。何で値段の提示もしてないねん」

 職員「値段は概算を年度末に提示している」

 市長「概算なんか意味ない。手続きにのらへんやないか」

 職員「市長申し訳ありませんが、(の分は)予算は今年度でつんでいる。前年度は予算ついていないんで、概算しか」

 市長「ついてないってどういうことよ」

 職員「他の地権者の分、とってますから。丸ごと全事業費は1年間でどーんと付けられない」

 市長「見通しわかっとったやろ。ややこしいの後回しにして、楽な商売しやがって」

 市長「ずっと座り込んで頭下げて1週間以内に取ってこい。おまえら全員で通って取ってこい、判子。おまえら自腹切って判子押してもらえ。とにかく判子ついてもらってこい。とにかく今月中に頭下げて説得して判付いてもうてください。あと1軒だけです。ここは人が死にました。角で女性が死んで、それがきっかけでこの事業は進んでいます。そんな中でぜひご協力いただきたい、と。ほんまに何のためにやっとる工事や、安全対策でしょ。あっこの角で人が巻き込まれて死んだわけでしょ。だから拡幅するんでしょ。(担当者)2人が行って難しければ、私が行きますけど。私が行って土下座でもしますわ。市民の安全のためやろ、腹立ってんのわ。何を仕事してんねん。しんどい仕事やから尊い、相手がややこしいから美しいんですよ。後回しにしてどないすんねん、一番しんどい仕事からせえよ。市民の安全のためやないか。言いたいのはそれや。そのためにしんどい仕事するんや、役所は」

 

引用;神戸新聞NEXT

 

 

明石市長はなぜ暴言に至った?

発端となったは、明石市が用地買収をしようと計画していたJR明石駅前の国道2号線の拡幅工事が要因となっています。

 

東西に延びている国道2号線は、明石駅前の交差点を挟み込んでおり、西側の道路は片側2車線となっています。
しかし、東側の道路では片側1車線となっており交通事故が起きやすい地域として地域でも言われておりました。

 

実際に明石市でも事故が多発する地点だと認識しており、平成14年から5年間で40件以上の交通事故が発生していると認識できていたそうです。

 

事故防止のために国でも東側の車線を2車線にするために事業を進めていて、平成24年には用地買収を国から明石市に委託されていました。

 

 

当初の計画では平成27年位は用地買収も終わり拡幅工事も終わっている予定でしたが、一昨年の段階で角のビル一軒分の買収しかできていませんでした。

そんな中で平成27年にこの交差点でバイク同士が衝突して死亡事故が起きてしまいまいました。

 

計画通りに用地買収が進み、拡幅工事も終わっていればこの死亡事故も起きることはなかったのかもしれません。

 

YouTubeなどの音声データから明石市長は、この交差点が事故が多発しやすい地域であることを知っていて、事故防止の為この用地買収から拡幅工事が計画されていることも正しく認識されていました。

市民のための事業が進んでいないことに激高してこの様な暴言に至ってしまったのでしょう。

 

 

明石市長の暴言はただの暴言か?

音声データの明石市長の話口調や言葉の表現だけで判断すると「その場の勢いでの暴言」と捉えられても仕方がないと感じます。

ただ、暴言に至った内容を正しく知ると

 

「職員が先延ばしたために事故が起きて死人が出た」

「終わっているはずの事がいまだに終わっていない」

「計画が進めていないにも関わらず、その問題を優先的に扱いもせずにいた」

「係長も課長も放置」

 

こういった背景があったから明石市長は激怒し、口調も荒げてしまうのも理解はできます。

ただ、明石市長は「市民の安全のために問題を先送りにするな」と言うことを述べたかったのかもしれませんが、あの口調ではそれは伝わりずらいですね。

 

市民を思っての言葉も相手に正しく内容が伝わらなければただの「暴言」となってしまうということでしょう。

 

 

明石市長の暴言に対する反応

 

 

 

 

このように市長と言う立場ある人間がすることでないと言う意見も見られます。
確かに立場があってもなくも、ここまでの言葉は言ってはいけないと思われます。

 

しかしながら、市長ばかりが悪く見られているマスコミの報道に対してこのように意見を述べている方もいました。

 

 

 

 

 「問題を先送りにしてきた市職員を叱咤した市長」という面で見れば明石市長はとても良い市長だと思われます。

また、反省するべき部分は反省し今後に繋げていってほしいとの意見も見られるくらいに市長としての手腕は評価されていると考えられますね。

公務員は市民の税金から給料が払われていて、市民のために働くのが職員ですからね。

 

 

明石市長と今後について

マスコミの報道では、「明石市長パワハラ!」「明石市長が市職員に対して暴言!」としかないです。

しかしながら、市長が現職になってから明石市は色々な面で変化がありました。

 

本気の子ども支援策で人口増 兵庫県明石市 | 月刊「事業構想」2018年1月号

こういった雑誌でも紹介されるくらいに市長は手腕を振るっています。

行政サービスを市民のためと言う視点で行ってきた結果が人口増加という面で結果が出てきています。

2018年12月時点では、298,287人と前年度から見ると1000人は人口が増加しているとのデータが出ています。
単純に一ヶ月に100人程度の人口が増えていることになりますね。【【2018】明石市の人口推移を調べてみました

こういったことから市長がこれまでに行ってきたことは、全てが明石市のためであり、市長としては「とてもやり手」の市長であることがわかります。

 

4月の市長選へは?

明石市長は現段階では立候補する意思を固めています。

今回の騒動では、自らの進退は次の選挙戦で市民による投票で決めてもらうとの事です。

 

世論で判断するのではなく、明石市民に自らの進退を問うというのはとてもわかりやすですね。

 

ただ市長選までは数ヶ月あります。その期間で世論を含めてどのようになるかわかりませんが、ここまで明石市を発展させてきたのも現市長である泉氏ですので正しい評価がされると良いですね。