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明石市長が辞任を決意。会見を行い暴言問題に対する責任と自身への処分を話す

 

明石市長の辞任会見

 

引用:時時通信映像センター



 

 

記事の内容

  • 4月の市長選での進退を決めていた明石市長がなぜ急に辞任をするのか
  • 辞任に至るまでの経緯
  • 市長選前に発覚する問題について
  • 明石市長【泉市長】の今後の行方

という内容になっております。

 

この記事を読まれることでなぜ急に辞任の意向を示したのか。

 

そして、急に辞任に至った経緯をYouTubeでの市長からの言葉や反応をもとに伝えてゆきます。

 

そして、2年前の出来事がなぜこの市長選前の時期に発覚したのかを知ることができます。

 

明石市の成長に大きく貢献された泉前市長の今後の動向も合わせて知ることができると考えられます。

 

明石市長がどのような暴言で問題になったのか詳しくはこちらの記事を読んでいただくとわかります。

 

www.nijipapa-apple.com

 

 

明石市長の急な辞任について

先日1月29日の会見時では、自身の進退について4月に行われる市長選で問いたいとの意向を示していました。

しかし、その3日後の2月1日に「発言の責任を取りたい」との意向を示し明石市市議会へ辞表を提出されました。
そして、同日1日に自らの口から辞任に至った経緯の説明を含めた会見を行いました。

 

 

 

辞任会見での明石市長の説明

辞任会見で明石市長の話の内容は

  • 立ち退き交渉の責任は自身のリーダーとしての資質が不足していた
  • 至らない自分を助けてくれていた市職員への感謝と謝罪
  • 今回の騒動に対して、そして辞任に至った経緯

を予め文章を準備するのではなく、自身の言葉で述べられています。

www.youtube.com

 

明石市長の会見での言葉

 

 

「しんどいことは後回しにするな」とするなと私が発言したという報道もありますが、自分の欠点である自分の怒りと言う感情をコントロールできないこと。

 

「得意分野にばかり関心がいき、苦手分野を後回しにする」

 

この二つは、自らの自分自身の欠点であり、その欠点はすなわちリーダーの資質を欠いていると改めて今回のことを受けて深く反省しているところであります。

 

改めて本当に今回の事は、明石市民の皆さんはじめ、明石市の街づくりに応援して頂いてきた方々に対して本当に申し訳ないと深く深く反省をしております。

 

最後に明石市の職員は本当にしっかりと仕事をしています。
一生懸命それぞれの持てる力を発揮しながら仕事をしているのであって、決してサボっているのではありません。

市役所の職員は本当に頑張っている。

こんな欠点だらけの市長と共に、共に明石の街づくりを一緒になってやって頂いた市の職員に本当に感謝を伝えたいし、この間の自分の対応について市の職員に本当に市の職員の本当にお詫びしたい気持ちでいっぱいです。

申し訳ありませんでした。

引用:テレ朝news ANNnewsCH

会見の冒頭で明石市長の口から述べられた言葉です。
しっかりと前を向き、自身の気持ちを相手にしっかりと伝えようと前を向きながら、それでいて時折、頭を下げつつも言葉を発していました。

 

 

 

辞任会見の中での明石市長と記者との質疑応答

質疑応答が行われ、この様に述べられていました。

NHKの記者からは4月に選挙を控えており、市民の意向を伺うとの事を述べていたが、実際に次の選挙への意向などはあるのか言う質問がありました。

自分の中で意見がまとまっていないのか質問を受けてから暫く考えるような動作もありましたが、顔を下げる事はなくこうおっしゃっていました。

 

 

29日の記者会見でおしゃって頂いたような話はしました。

ただ、処分をする必要があります。

自分自身への処分をいかにするかという事について、本日先程お伝えした様に自分への処分は辞職だというのが本日の結論であり、それ以上の事はまだ考えられる段階にはありません。

以上です。

 

引用:テレ朝news ANNnewsCH

 

また、3日間で市民の声などを聞いたが、「辞めなくても良いのでは」と言う意見があるのでは?そして得意・不得意の分野と言いましたが得意分野の方で実績を残されている実際がありますし、市民からもそのような声がある。そういった声を受けて市長はどのように考えているか?

との質疑もありました。市長からは、

 

 

今回の事を考える際に様々な責任ということを考えました。
繰り返しになりますが、選挙で選んで頂いた立場として4年の任期をしっかりといかなる状況であろうが全うする。

そういう責任もあろうかと思います。

また、今やりかけの状況の仕事をしっかりと引き続きやっていくと言う責任もあろうかとは思います。

ただ、今回については、自分が今回した事の責任というものについて、いかなる処分をするかというテーマであり、他の責任があるからといって処分を甘くする訳にはいかない。

今回の自分のした事は、いかなる理由をつけたとしてもそれは許されないことであって、許されない行為が許される事にはならないと思います。

今回の自分の行為については、辞職以外に処分はないと考えるに至っております。

 

引用:テレ朝news ANNnewsCH

 

どのような経緯で決意を固められたのか、そういった質疑には対しても

 

 

この間、いろんな声が寄せられてきました。

自分のいわゆる、応援をいただいている者がもちろん私と連絡を取れる立場でありますので、私に支援者中で辞職を言う者は一人もいません。

ただ、今回は繰り返しになりますが、市長という処分権者が自らと言うその、今回の行為をした者に対していかなる処分をするかというテーマでありますので、それは、あの他の支援者の意見がどうであれ、処分をする立場としては、辞職以外に責任の取りようが無いという結論に至ったということであります。

最終的には・・・最終的の最後は、もう最後は今朝であります。

少し、情報が少し広がった面があって昨日の夜に数多くの者から「辞めるな」と言う声をたくさん頂きましたが、いかなる理由をつけ今回の行為は許されないんだと言う思いに変わりはありません。

 

引用:テレ朝news ANNnewsCH

 

 と述べられていました。

 

 

会見を踏まえて辞任に至った経緯

辞任会見での明石市長の話を聞く限りですと

 

  • 辞任は自分自身への処分である
  • 自分がした事は許されない行為である。その責任である。

 

と考えられます。

今回の暴言発言に対する謝罪会見後に明石市役所に電話やFAXなどで届けられた市民からの意見は、1000件以上を超えています。

会見翌日に寄せられた意見の多くは、「市長としてあるまじき言葉」などの苦情や批判の声が多く寄せられていました。

しかし、マスコミなどで暴言があった言葉を最後まで報道されると寄せられる意見には同じように批判や苦情もあったが半数が市長を擁護もしくは肯定する言葉が多く寄せられた。

 


マスコミによって都合の良い一部のみを先行して報道されてしまい「暴言を言った市長」と言う先入観が多くの人々に植えついてしまいました。

ですが、なぜ明石市長があの様な暴言を吐くまでに激高してしまったのか、そして発言の裏に隠れてしまった本当の意図を汲み取れた方が、市長を擁護・肯定的に捉えられていたのだと考えられます。

市役所に寄せられていた意見ですので、当然明石市長にも報告として伝わっているでしょう。
明石市長を取り巻く市議会の面々にもそういった意見は伝わり今後の市の運営を考えて行った時に今回の出来事がどのような事に繋がる可能性があるのかなど様々な事が話し合われたのだと思います。

そういった市議会の意見や寄せられた意見を元に明石市にとってどのような行動をとることが最善であるのかを考えた結果がこのような辞任という形になったのだと考えられます。

 

 

明石市市長選前に起こる問題

前任の市長であります、北口寛人前市長も今回と同じように音声データが辞任の決め手となり辞任されています。
今回同様に選挙前だったことから、次期選挙に是非とも当選したい陣営からのリーク情報なのではなどと話されてもおりました。

辞任に至った原因というのは、明石港と淡路港を結ぶ明石淡路フェリー通称「たこフェリー」存続についての問題であった。

当時市長であった、北口市長が独自に出資もしてして存続は選挙を当選する為のパフォーマンス出会ったこと。また、勝手に「明石市が1億円支援する」などを話しておりました。
これは、自身の次の選挙戦で地盤を盤石にしたい為に「たこフェリー」を存続させる方法として市から援助をさせようという私利私欲に基づいた行動を取っていました。

また、証拠となる音声データも残っていたことから市議会から問責決議案が提出され可決されておりました。


決め手となったのはこの時も音声データであり、今回も誰かの提出による音声データが辞任の決め手となっている事から選挙前ということもあり次の選挙に立候補を考えているどこかの陣営の戦略ではないかとされていました。

 

 

 

明石市長の辞任後の動向について

次の選挙まで二ヶ月ほど任期を残しての辞任となりましたが、職務代行を務めるのは副市長であります和田満副市長が行うこととなりました。

明石市長は、今後の出直し選挙や4月に行われる統一地方選挙への出馬に関する名言は現在ありません。
ただ、他の映像では明石市長から「まだやりたいことがいっぱいある」との発言も聞かれている事から再度の出馬も可能性は全くない訳ではないと考えられます。

 

明石市長の辞任後について市民からは

Twitterでも批判や否定的な意見も見られますが、そういった意見の多くは「暴言」「パワーハラスメント」と言った暴言に対する部分のみをピックアップされて述べられている方が多い様子です。

擁護・肯定的な発言をされる方は、明石市長がこれまで行ってきた政策である「子育て支援」などを手厚く行ってくれている事。また、明石市長になってから明石市の人口数が右肩上がりに増えていっている事実に触れながら手腕を評価しつつ、反省すべき所は反省して今後も頑張ってほしいなどの意見が見られております。


そういった様々な意見が交わされる中で橋本元大阪市長もツイートされいます。

 

 

手腕を認め、小休止を挟みながらも再度同じステージに戻ってきて欲しいとのエールを送られております。

 

 

明石市長に辞任後どうしてもらいたいか

現在、明石市に住まわれている方、近辺に住まわれている方でこのように話されている方もいました。

 

明石市長の良い所や悪い所をきちんと捉えながら、意見を述べられています。
また、現在の政策に魅力を感じてこのように動かれる方もいます。

こういった意見も見られる位に辞任に対して惜しむ声があります。

どうしても、立場ある人間が問題を起こしてしまった時に日本の傾向として「辞めることで責任をとる」と言う風潮があります。

会見の中で明石市長も述べられていましたが、辞める事で取れる責任もありますが続けることで取れる責任もあります。
辞めてしまえばその後は、どのようになっても辞めた人間には何もできません。また辞めた人間に対しての否定的な意見は長く続くことはないでしょう。
数ヶ月、数年でなくなるでしょう。

しかし、辞めずに責任を全うするのは辞めるよりも辛く厳しい道のりとなるでしょう。
人の2倍3倍努力して頑張らなければいつまでも「問題を起こした人」と陰口・悪口を言われながら職場に残らなければいけません。
身体的・精神的にとても厳しいでしょう。

ですが、今回の明石市長の場合は、現在に至るまでに積み重ねてきた政策も結果が見え始めているので、引き続き職務を全うされても大丈夫だったのではないかと考えられます。

今回、明石市長が述べておりました「責任」「処分」という言葉ですが、これは問題を起こしてしまった時に上司など上の人間から言われる事が多いと思います。

「どうやって責任を取るんだ?」
「君の処分は〜」

等があると思います。
明石市長は自分が「処分を言い渡す立場」にある事と「人の上に立ち模範となるべき人間」であると認識されているのでしょう。
そんな人間が責任を取らない訳にいかないし、処分をされない訳にはいかないと自分にも厳しく対応されたのだと思います。

この厳しさが急成長を遂げつつある明石市の成長を促す原動力になっていたのかと今回の騒動を通して感じることができました。

4月の市長選には

現在の所、前市長で現県議会議員であります北口氏が立候補を公表されております。
問題を起こし、辞任となった北口氏に対抗されるのはどのような方なのか、今しばらく注目を集めそうな話題であります。